夢とロマンをテーマに描く画家清水新也さんの油絵展が、天満屋倉敷店の美術画廊で開かれています。
清水新也さんは、徳島県出身の53歳。
画家である父の影響で2歳から絵を描き始めました。
最初は、丸と三角だけで表現できることから、フクロウとピエロを描いたそうで、これらをモチーフにしたものが、今も清水さんの絵のシンボルになっています。
これまでも夢とロマンをテーマにした作品を多く手掛けてきた清水さん。
今回の作品展では、コロナ禍で沈みがちな雰囲気を打ち破り、上を向いて前向きに生きていこうというメッセージを込めています。
30点あまり展示されている中で象徴的なのが「Loveiseverything!愛こそ全て」と題したこの作品。
空には虹がかかり、メリーゴーランドやSL、自転車などが散りばめられた清水さんならではのファンタジーが詰まった力作です。
一方、清水さんが暮らしていたフランス・パリのモンマルトルの街角を描いたこの作品。
一目見ると落ち着いた絵のタッチですが、建物の中にピエロがいたりするなど、細かいところに清水さんの世界観が散りばめられています。
清水新也さんの油絵展は、14日まで開かれています。
なお清水さんは、12日・13日の午後に会場を訪れる予定です。