玉野市は、渋川海水浴場を開設しないと発表しました。
中止は2年連続で、新型コロナ対策のため苦渋の決断です。
玉野市では去年の開設中止を受け、屋内シャワーの自粛や海水浴客への検温・消毒の実施など、ガイドラインを策定。
感染レベルがステージ3以下でないと開設できない基準も作りました。
そして6月上旬には、海水浴場の運営協議会で意向を集計したところ、今年度の開設について賛成が過半数でした。
しかし、地元の自治会は難色を示しました。
倉敷市の沙美、瀬戸内市の牛窓など、周辺の海水浴場が相次いで中止しているため、人が渋川に集中するという懸念があるからです。
また、県も7月20日までリバウンド防止強化期間として、外出の5割削減を呼び掛けていることもあり、開設中止という結論に至りました。
2年連続の中止について渋川海岸を訪れていた人は・・・。
開設中止を受け、去年に続き水上バイクの侵入防止ブイを設置したりガードマンを配置するなど事故防止対策をとっていきます。