西日本豪雨災害の発生からきょう(6日)で3年です。
甚大な被害を受けた倉敷市真備町で追悼式が行われ、災害で亡くなった人を偲びました。
追悼式は、復旧工事を終えて先月24日に再開した真備町の文化施設マービーふれあいセンターで行われ、遺族や関係者など45人が出席しました。
3年前に西日本を襲った豪雨災害。
倉敷市ではおよそ6000棟が被災し、真備町を中心に災害関連死を含む75人が亡くなりました。
当時84歳だった母・孝恵さんを亡くした松村好美さんは早めに避難することの大切さを訴えました。
現在、9割以上の住民が自宅を再建しましたが、一方でいまもなお641人が市内外の仮設住宅で暮らしています。
堤防が決壊した小田川の合流点付け替え事業は2023年度中の完了をめざして進められています。
式典が終わった会場には、花を持った人が訪れて、手を合わせていました。
献花台はきょう(6日)午後7時までマービーふれあいセンターの竹ホールに、あす(7日)は午前8時半から午後7時まで真備支所1階の101会議室に設置されます。