総社市で自然に触れてもらおうと初夏に咲く花を楽しむ観察会が開かれました。
この観察会は、およそ20年前からその時期に見られる昆虫や植物などテーマを設けて毎月 開かれています。
今月のテーマは「初夏の花」。
キク科の「ノアザミ」や、「ヒナギク」といった身近に見かける草花をはじめ、柿の実のような見た目で地域によっては絶滅危惧種に指定されている「カキラン」も咲いています。
参加者は自然に触れながら自然観察指導員の萱原潤さんの解説に耳を傾けていました。
特に今年は、樹齢100年を超える「ナツツバキ」がたくさんの花をつけていて見ごろを迎えています。
萱原さんによると、枝いっぱいに花をつけるのはおよそ10年ぶりとのことで、これから1週間ほど楽しめるそうです。
来月8日には夏休みの子ども向けに夜の昆虫観察会が行われる予定です。