きょう20日から、岡山県に新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用されました。
措置区域となった倉敷市を中心に、公共施設や商業施設などの臨時休館や営業時間短縮などが相次いでいます。
伊原木隆太岡山県知事がきょう(20日)記者会見し、まん延防止等重点措置の適用を受けて、改めて県民に感染防止への協力を呼びかけました。
まん延防止等重点措置の措置区域となった倉敷市では、公共施設のうち、図書館と美術館を除く社会教育施設やスポーツ・観光施設を、きょう20日から来月12日まで臨時休館します。
感染対策のため利用条件を厳しくしていた市内の公民館も一律休館となり、夏休みの子ども向けに予定していたイベントを含め、講座がすべて中止となりました。
ただし、図書の貸出返却の窓口業務のみ実施しています。
大型商業施設では、アリオ倉敷、イオンモール倉敷が、食品など生活必需品を扱う売り場を除いて、午後8時までに営業時間を短縮します。
イオンモール倉敷では、ホームページで館内の混雑度を表示。
天満屋倉敷店では、食品売り場の入場制限を行うなど、混雑緩和の対策を図っています。
また飲食店は午後8時までの時間短縮で、倉敷市内では酒類の提供は終日中止となります。
このため倉敷駅前の飲食店では、きょうから来月12日まで臨時休業する店が相次いでいます。
このほか、営業時間短縮の対象業種はご覧の通りです。
倉敷市内のボウリング場、温浴施設など、営業時間を午後8時までに短縮しています。
また、スポーツクラブは一部の施設で、「かえって夜の時間帯で混雑を招く」ことなどを理由に、営業時間を通常通りとしています。