総社警察署と宝福寺が特殊詐欺防止のポスターを作成しました。
完成したポスターには、宝福寺の座禅風景が使われており「特殊詐欺に喝!」の文字が飛び込んできます。
座禅をする人の背中には、「還付金詐欺」や「オレオレ詐欺」などと書かれていて、住職が喝を入れようとしています。
総社警察署では今年1月から7月末までの特殊詐欺による被害額が6件1700万円あり、昨年の同時期の2件1600万円を超えています。
このことから、今後の被害根絶のため宝福寺と協力しポスターを作成しました。
山手直売所「ふれあいの里」では総社市のキャラクター「チュッピー」がポスターと共にマスクと詐欺被害防止の電話機などの購入費助成のチラシを配布しました。
最近は、コロナを理由に非対面型の詐欺が多くあります。
大手百貨店の従業員や警察を名乗り、カードが不正に使われていると嘘の内容が伝えられます。
その後、「キャッシュカードを交換するため回収する」などと電話をかけてきて、カードを郵便受けに入れるよう指示する新たな手口です。
ポスターはスーパーや金融機関、公共交通機関などに張り、詐欺被害の防止を呼び掛けるということです。