倉敷市の真備中学校の美術部員が毎年夏、中学校前の井原線の橋脚に描く壁画が完成しました。
真備中学校美術部の生徒たちが学校前の井原線の橋脚に描いた壁画は縦3メートル、横1・5メートルの大きさです。
新型コロナによる部活動休止や天候による影響を考慮して例年よりも制作期間を前倒しし、6月14日から描き始めおよそ1カ月半かけて完成させました。
今年制作した壁画のデザインは真備のシンボル的存在でもあるまきび公園の風景画です。
壁画にはまきび公園の池に架かる橋や六角亭などが描かれています。
去年まではアニメ調の絵が中心でしたが今年はより細かく、角度や色の重ね方も難しい風景画で真備をピーアールすることに挑戦したということです。
完成式には真備中学校の美術部員や倉敷真備ライオンズクラブの田村龍一会長、井原鉄道総務企画部理事の重成篤さんなどが出席しました。
田村会長からはねぎらいの言葉が井原鉄道からは記念品が贈られました。
井原線橋脚の壁画制作は倉敷真備ライオンズクラブ主催で2005年から行われており今回で18作目になります。