岡山県立倉敷中央高校家政科の生徒がきのう(7日)、学習の成果を発表する催しを開きました。
倉敷中央高校の「家政科の日」は、1年生から3年生まで128人が、ファッションデザインと調理の分野で学んだ専門的な知識や技術を、訪れた保護者や中学生に披露する場として、毎年開いています。
1年生と2年生は、手作り体験コーナーを設けました。
このうち、くるみボタンのヘアゴムづくりは、多くの人がチャレンジ。
気に入った柄の布に、針と糸で刺繍を施します。
これを直径3cmのボタンにくるみ、金属のパーツでくっつけます。
最後にゴムを括り付けて、出来上がり。
難しい作業工程もありましたが、テーブルごとに生徒がついて、丁寧にアドバイスしていました。
調理分野を学ぶ3年生は、オリジナルスイーツづくりに大忙し。
今年は3品を手作りしました。
「恋するベリームースケーキ」は、酸味と甘みが絶妙なバランス。
「グラタンパイ」は、手作りのホワイトソースが味の決め手です。
「バタフライピーゼリー」は、紅茶の葉で色を出したサイダー風味のゼリーとヨーグルトムースが出会う驚きの一品です。
長い行列の先にオープンした学生手作りのカフェは、「マジーア・フェリーチェ」と名付けました。
イタリア語で「幸せの魔法」という意味で、訪れた客にスイーツで幸福感を抱いてもらうのが狙いです。
テーブルにプレートが置かれると、写真を撮ってから、一品ずつじっくり味わっていました。
カフェは常に満席で、用意した150食を完売しました。
最後は、家政科3年生39人によるファッションショーです。
今年の3月から制作してきたドレスなど61着を次々と披露しました。
訪れた保護者は、繊細な仕立てや美しさに見とれ、モデルを務める生徒たちに拍手を送っていました。
そして生徒たちは、3年間の学びの集大成となるファッションショーに力を込めました。
「今回の経験を大切にしこれからも日々の学校生活を充実させながらさらに専門的な知識や技術を身に着けていきたい私たちが積み重ねてきた時間や思いが少しでも皆様のところに残ってくれたらうれしい」(終わり)




