倉敷市の文化振興に貢献した人へ贈られる倉敷市文化連盟賞の贈呈式が行われました。
今年度の倉敷市文化連盟賞には2人が選ばれ、倉敷市文化連盟の西井弘人会長から表彰状が贈られました。
倉敷市茶屋町の佐藤圭一さんは、長年、郷土文化の継承に貢献してきました。
茶屋町の歴史を伝える郷土史の出版に携わったほか、200年以上前に地区に広まった鬼の文化を継承する茶屋町の鬼保存会を1975年に復活させました。
また、精巧で緻密な花ござ「錦莞莚」を作る織機を発明した郷土の偉人・磯崎眠亀の業績を伝える顕彰会の立ち上げにも尽力しました。
さらに、美しい文字を書く方法「四角法」を考案し、幅広い世代へ手書き文字の文化を継承しているほか、自身の戦争体験をもとに語り部として平和の大切さを伝えるなど、98歳となった現在も多彩な活動を続けています。
倉敷市玉島服部の濱坂渉さんは、世界的な彫刻家として国内外で高く評価されています。
倉敷芸術科学大学では、開学当初から助教授、教授を務め(現:名誉教授)、倉敷市の姉妹都市・ニュージーランドのクライストチャーチ市との締結30周年を記念した彫刻家交換事業では、現地で滞在制作を行いました。
また、将来の活躍が期待される個人や団体へ贈られる文化連盟奨励賞には、日本画家の松永美紀子さん、ピアニストの畠山勝子さんが選ばれました。
倉敷市文化連盟賞は、文化の向上や発展に貢献した個人や団体を称えようと1963年度に創設され、これまでに116人と11の団体が受賞しています。




