女流将棋のタイトル戦大山名人杯倉敷藤花戦の挑戦者決定戦が27日行われ、加藤桃子女流三段が初の挑戦権を手にしました。
挑戦者決定戦は、加藤桃子女流三段と野原未蘭女流初段の対戦となりました。
東京の将棋会館で午前10時から指され、132手で後手の加藤女流三段が勝ちました。
加藤女流三段は現役の高校生でもある野原女流初段の中盤から終盤の猛攻を冷静にしのぎ切りました。
加藤女流三段は静岡県の出身の26歳。
先週23日に行われた清麗戦5番勝負の第1局で今度挑戦する里見加奈・清麗に先勝するなど勢いに乗っています。
里見香奈・倉敷藤花とタイトル戦三番勝負第1局は11月1日に関西将棋会館であり、第2局は11月20日に倉敷市芸文館で行われます。
対になった場合は、翌日の21日に第3局が同じ倉敷市芸文館で予定されています。