新型コロナの影響で休館していた倉敷市の大原美術館と倉敷民藝館がきょう(28日)、営業を再開しました。
大原美術館はおよそ1ヵ月ぶりの再開です。
県内の感染状況が落ち着いてきたことを踏まえて、当面は午前9時から午後3時までの時短営業を続ける方針です。
同じく倉敷民藝館もきょう(28日)から再開しました。
日本で2番目の民芸館として知られていて、企画展や常設展のほか1000点以上の民芸品を販売しています。
けさ館内では、営業再開の準備が進められていました。
休館中に止まってしまっていたねじ巻きの古時計が再び時を刻み始めます。
倉敷民藝館は当面、午前10時から午後3時までの時短営業としています。
こうした施設の再開は、周辺の店にも明るい兆しを見せ始めています。
江戸時代後期に建てられた町家をリノベーションしたこちらの商店では、7~8年前から旬のフルーツなどを販売しています。
店先には特産のピオーネやマスカットが並べられ、オープン前にも関わらず人だかりができていました。
秋の行楽シーズン、観光スポットの再開で街の期待が高まっています。