西日本豪雨災害の被災者のため真備町内に設置された建設型仮設住宅のうち2つの団地で入居する世帯すべてが退去したことに伴い、きょう(1日)から撤去が始まりました。
撤去が始まったのは真備町市場にある「みその仮設団地」と真備町岡田にある「岡田仮設団地」です。
この仮設住宅は岡山県が平成30年9月に被災者のため建設した木造住宅でピーク時には、「みその団地」に32世帯、83人、「岡田団地」には25世帯、64人が暮らしていました。
今年7月に「岡田団地」で8月に「みその団地」で入居者全員が退去したため、きょう(1日)から内装の備品の撤去が始まりました。
11月中旬からは建物の解体が始まります。
一方、県が建設した残り3つの仮設住宅には8月末時点で13世帯、31人が生活していて岡山県は入居者のより早い新居への移転を支援していきます。
工事は来年3月完了を予定していて建物の撤去後は、地域住民が使う広場やグラウンドに戻すということです。
また、倉敷市が船穂町に建設した柳井原仮設団地もすべての世帯が退去したため今後、撤去するということです。