さて、総社市奥坂の鬼城山では、今年もソバの花が見頃を迎えています。
毎年8月中旬から下旬にタネが蒔かれているんですが、今年は例年よりも2週間ほど遅い開花となりました。
原因は9月の長雨の影響と考えられていて、通常なら1mほどの丈も60センチから70センチと生育不良を起こしています。
それでもやはり純白で可憐なソバの花には、甘い蜜を求めるチョウやハチ、テントウムシなどが集まっていました。
この場所は鬼城山ビジターセンターから北に進んだところで、里山の保全を進める北の吉備路保全協会が荒廃していた棚田を活用して20年ほど前からソバの栽培を行っています。
今年からはメンバーの負担を軽くするためおよそ7000平米あるうち半分ずつで交互に栽培することになったそうです。