コロナ禍・コロナ後の生活や社会について考えてもらおうと総社ロータリークラブは21日(木)、総社市の池田小学校で感染症に関する講演を行いました。
池田小学校の全校児童、教員およそ40人に向けて講演をしたのは、総社市感染症専門家会議の座長を務める高杉こどもクリニック院長の高杉尚志さんです。
高杉さんは、ウイルスや細菌の歴史について話しインフルエンザなどの様々な感染症と人類がお互いに深く関わり合いながら暮らしてきたと説明しました。
また、新型コロナウイルスの流行から2年ほどが経ち、臨時休校をはじめ行事の延期や中止など様々な我慢を強いられている児童に対して、衛生対策の徹底や免疫力を高めることも大切ですが、「心の持ちよう」もコロナとともに生きていくうえで重要だと呼びかけました。
心の持ちよう」についてこの講演会は、児童に新型コロナや感染症について学んでもらい、コロナ後の生活や社会について考える機会にしてもらおうと、総社ロータリークラブが初めて開いたものです。
総社ロータリークラブはこの日、市内19の小中学校へウイルスと感染症に関する児童書6冊を贈っています。
総社ロータリークラブの児島 塊太郎ロータリー財団委員長から総社市教育委員会の久山延司教育長へ目録が手渡されました。
児童書は今週中に小中学校へ届けられるということです。