新型コロナと障がい者雇用対策で総社市が展開している「総社デニムマスク」。
きょう(11日)販売枚数が累計30万枚に達しました。
総社デニムマスクが誕生したのが、去年の3月16日です。
岡山県内で新型コロナウイルスの感染が確認されはじめ、総社市がマスク不足解消のために売り出しました。
市内の障がい者就労支援事業所の利用者が生産に携わっていて、いまはA型・B型あわせて13の事業所が参加。
コロナ禍における就業機会の確保にも貢献しています。
マスクは1ヶ月で10万枚、3ヶ月で20万枚を売り上げる大ヒット商品になり、去年の夏には大手通信販売サイトでの取り扱いを開始。
いまでは全世界で購入できるマスクになりました。
季節ごとに機能やデザインを変えていて、いま販売しているのは2021秋モデル。
ローズブラウンやアイボリーなど、秋らしい色合いのマスクが人気を集めています。
総社デニムマスクの30万枚目が売れたのは、平日の昼にオープンしている総社市役所セントラルロビーでのマルシェ会場でした。
総社市長良の主婦・前田元子さん。
過去に総社デニムマスクの縫製を手伝ったこともあるというヘビーユーザーです。
この日4枚買ったうちの1枚が、30万枚目になりました。
片岡聡一総社市長と総社デニムマスク実行委員会の坪井直人委員長から祝福を受け、くす玉を割って、節目を祝いました。
そして、記念品として贈られたのが・・・
総社デニムマスクは、総社市役所のほか、製造している障がい者福祉施設、ショッピングセンターリブ21で販売し、インターネットでも取り扱っています。
今月下旬には、2021冬モデルを発売する予定です。