今月4日総社市の国道180号で幼稚園に登園中だった親子2組が乗用車にはねられた事故を受けて総社市できょう(19日)臨時市議会が開かれ通学路の交通安全対策に係る経費など1億2000万円の補正予算案を可決しました。
きょう開かれた臨時市議会で早急に通学路の危険個所などを整備するための1億2000万円が提案され可決しました。
教育費では通学路の路側帯を緑色に塗ることで車両のスピードを抑制するグリーンベルトを市内37の学校園すべてに整備し路面表示や標識の修繕カーブミラーの設置、側溝の蓋がけなどの施工に1億1000万円。
市道など地域の危険個所にカーブミラーや区画線等を施工するため総務費として1000万円が盛り込まれています。
このほか市は、きのう(18日)までに行った市内全ての学校園の通学路の点検で22カ所が危険と判断したことを発表しました。
片岡市長は総社警察署へ改良の協力をお願いしていると説明し、今後も警察署や学校園と情報共有を図っていきたいとしています。