相次ぐ自然災害への備えと支援のあり方を考えるイベントが、玉野市内で開かれました。
いざというときに役立つ防災食や、長引く避難生活に助かる段ボールベッドなど、災害の備えに関する資料が会場に展示されています。
このイベントは、防災・減災活動や被災者支援に取り組む「おかやま笑顔プロジェクト」が主催して開いたものです。
避難所にスリッパがないときは、新聞紙が代わりになります。
ワークショップでは、子どもでも簡単に作れることを伝えました。
屋外に展示されたのは、おかやま笑顔プロジェクトが今年岡山県内で初めて導入したストレッチャー付き車両。
災害支援のときに駆け付けるほか、民間救急車両として岡山市などでの活動を想定しています。
災害救助犬も会場に駆け付けました。
西日本豪雨などで現場に向かったオスのルーク君・8歳です。
イベントでは、箱の中に入った人をにおいで探し当てるデモンストレーションを披露しました。
このほか、倉敷市真備町の川辺復興プロジェクトあるく槙原聡美代表による講演会もありました。
3年前の西日本豪雨での経験を踏まえながら制作した「防災おやこ手帳」を紹介。
分散避難や逃げるタイミングなどの重要性を訴えました。