特殊詐欺の被害にあった数が去年の2倍に増えている総社市で、小学生が被害防止を呼びかける啓発活動を行いました。
サンタクロースにふんした子どもたちが、啓発グッズを配ります。
中に入っているのは・・・
「だまされ米」「わたさ米」「ゆるさ米」
このお米は、啓発活動に参加している子どもたちと少年警察協助員が一緒に収穫したもので、特殊詐欺の被害防止にあやかって命名しました。
お米と合わせて配ったのが、このトートバッグです。
子どもたちは、総社市岡谷の農産物直売所を訪れた客に「だまされないように気を付けて」などと声をかけながら、用意した250セットの啓発グッズを配りました。
総社警察署によると、市内の特殊詐欺被害は、11月末までで7件、およそ1700万円に上っていて、去年と比べて件数で2倍、被害額も上回っています。
中でも、金融機関のATMで指定口座に振り込ませるパターンの「還付金詐欺」が再び流行しているということです。