今年豪雨災害から復旧した倉敷市真備町のマービーふれあいセンターに、岡山県電気工事工業組合から、災害の時にも活用できる街路灯が寄贈されました。
寄贈された街路灯は、マービーふれあいセンターの東側に1基設置されました。
高さは3・7m。
太陽光パネルが設置され、発電された電気でLEDランプが灯ります。
歩行者の通用口に設置したことで、夜間の安全性が高まりました。
さらに、街路灯には蓄電池が備えられています。
非常用電源としてコンセントが2口備えられ、携帯電話の充電に必要な20wの電力なら、およそ15時間使えるそうです。
県内およそ600の事業所で組織する岡山県電気工事工業組合の青年部会が設立40周年を記念した事業の一環で、マービーふれあいセンターを管理する倉敷市に寄付しました。
岡山県電気工事工業組合青年部会の髙木一平会長から目録を受け取った伊東香織市長は、「真備の復興、防災への取り組みに向けての大きな道しるべとして活用したい」と謝辞を述べました。
マービーふれあいセンターは、浸水や地震などによる火災が延焼拡大するおそれがある時一時的に避難する広域避難場所に指定されていて、市では災害時の活用も想定しています。