若い世代を中心に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している中、岡山県はあす(20日)から県立学校の部活動を原則停止するなどを決めました。
県庁で開いた新型コロナ対策本部会議で決定しました。
県内の感染状況は11日から17日までの1週間で1207人と前の週の2・8倍に増えています。
特に、10代の感染者が急増していて学校でのクラスター発生が相次いでいるとの報告がありました。
県ではあす20日から公式大会を控えている場合を除き、県立学校の部活動を停止することにしました。
観光業の支援策として行っている「おかやま旅応援割」についてもあす20日から新規予約を停止することにしました。
また、あすから香川県など13都県で追加適用される「まん延防止等重点措置」については伊原木知事は次のように話しました。
17日までの1週間の病床使用率が10・1%と医療のひっ迫状況にないことから感染状況の指標はレベル2に据え置くことにしました。
ただ、現時点では重症化しにくいとされる若い世代中心の感染で高齢者ほど入院する割合が高いとこから県民一人ひとりの一層の感染対策を呼びかけていました。