人の動きが活発になるゴールデンウイークへ向けて岡山県は新型コロナの感染拡大防止のためワクチン接種3回目の促進と基本的な感染防止対策の徹底を呼び掛ける知事メッセージを発表しました。
きのう(21日)に開いた対策本部会議で決めました。
4月14日から20日までの直近1週間の感染状況について新規陽性者は4275人で前の週より198人減少しました。
確保病床使用率は26・9%と2・4ポイント上昇したものの、確保している重症者用の病床使用率は4・4%で3ポイント改善していることが報告されました。
ワクチンの3回接種者が2回接種者に比べて各年代で40%から70%であったことのほか、重症者は未接種の人が64%だったのに対して2回接種済みが27%、3回接種済みが9%だったなど、ワクチンによる発症や重症化予防効果がみられるとしています。
こうしたことから県民には早めの接種を呼びかけていきます。
5月1日のみを除く4月29日から5月5日までのGW期間中、岡山市北区の中山下の川崎医科大総合医療センターに予約なしで3回目接種できる県営会場を設けます。
対象は18歳以上県内在住者です。
会議は最後にGWへ向けて知事メッセージを確認しました。
(1) 早めのワクチン接種を
(2) 会食は、できる限り少人数・短時間で。会話の時はマスクを
(3) 混雑を避けて、基本的な感染防止対策の徹底をー以上3点を重点に感染拡大対策を県民に呼び掛けていきます。