玉野市は令和7年度末の完成を目指す、新庁舎の機能についての市民意見の募集をきょう(2日)から始めました。
市民意見の募集箱を玉野市役所1階と各支所に設置するほか、ウェブ回答も受け付けます。
今回募集する意見は新庁舎に望む機能についてです。
集まった意見は市のホームページで結果を公表し、新庁舎の整備基本計画の策定に活用します。
玉野市役所の本庁舎は昭和41年に建設され、55年が経過しています。
平成24年に実施された耐震診断の結果では大規模な地震に対し、倒壊または崩壊する危険があるとされ、大地震などの災害時に市民の安心・安全を守るための防災拠点として早急に対策を講じる必要があります。
また、現在の本庁舎はトイレや乳児用スペースなどのバリアフリー対応が十分でなく、各課の窓口が設計上、分散配置されていて、訪れたい部署がどこにあるか分かりにくいという欠点もあります。
現在の庁舎が抱える様々な課題を解決するための新庁舎は、今年度中に基本計画を策定し、来年度以降の3年間で基本設計や建設工事を進め、令和7年度末の完成を目指します。
玉野市の新庁舎の機能に関する市民意見の募集は来月30日(木)まで行われます。