西日本豪雨災害を受け、国土交通省と岡山県、倉敷市の3者で取り組んでいる真備緊急治水対策プロジェクトについて、現在の状況と今年度の取り組みを説明する動画が、きょう(13日)から公開されています。
真備緊急治水対策プロジェクトは、平成30年7月の豪雨災害で発生した倉敷市真備地区の大規模な被害を受けて取り組む防災・減災に向けたハード事業・ソフト事業をまとめたものです。
令和元年度は、住民などを会場に集めて説明会を開いていましたが、新型コロナ感染防止対策のため、令和2年度から国土交通省と岡山県、倉敷市の職員が動画で説明する形に切り替えています。
ハード事業では、5年間で進めている高梁川・小田川合流点付け替え工事のうち、南山の掘削と、倉敷大橋を結ぶ道路の付け替えが今年度中に完了する見通しを示しています。
また、今年度末に完成予定の末政川にかかる有井橋の工事や、今年度から始める瞽女橋、大田橋の架け替えについて、今後の予定を含めて説明しています。
また、ソフト事業として、去年5月から変わった避難レベル、倉敷市の防災ポータルサイト活用など、災害への備えについて呼びかけています。
動画はいずれも13日から、高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所のYouTubeチャンネルのほか、倉敷ケーブルテレビのウェブサイト「KCTコミちゃん」でも見ることができます。
また、テレビではKCT11チャンネルで毎日午前8時に放送します。