広島地方気象台はきょう(28日)午前、中国地方が梅雨明けしたと見られると発表しました。
今年の梅雨明けは平年より21日早く、1951年の統計開始以降最も早い梅雨明けとなります。
地方気象台によりますと中国地方では、向こう一週間、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みであることから、梅雨明けしたとみられると発表しました。
平年より21日早く、去年と比べて15日早い梅雨明けです。
倉敷市の酒津公園では、晴れ空のもと子どもたちが元気に水遊びする様子が見られました。
倉敷地方では、梅雨入りした6月14日からきょう28日までの2週間の雨量は、23.5ミリで平年の同じ時期に比べると3分の1以下となっています。
今年は雨量が少なく、農家の人からは農作物への影響に心配の声が上がっていました。
また気象庁は、梅雨明け直後は十分に暑さに慣れていない人が多く、熱中症発生リスクが高いということで、こまめな水分補給など早め早めの熱中症対策を呼びかけています。