おととい(27日)の夜までに、岡山県内の複数の自治体へ「7月5日に幼稚園児や女子学生を誘拐する」などと脅迫するメールが届いていたことがわかりました。
KCTエリア内では、倉敷、総社、玉野の3市でほぼ同じ内容のメールが送られていて、教育委員会が学校・幼稚園や保護者に注意を呼び掛けています。
「幼稚園児及び女子学生334人を誘拐する」「市内の小中学校から濃硫酸及び濃硝酸を盗んだ上で市役所及び市の施設にぶちまける」これは総社市に届いた脅迫メールの一部です。
27日の午後7時半ごろ、「ルイズ突撃隊」という名前で送られました。
これを受け総社市教育委員会では、きのう28日にメールの事実を学校園に連絡し、きょう29日に登下校の見守り強化や学校に保管されている薬品の管理徹底を通知しました。
また倉敷市では、27日の夜に市民提案メールのフォームを通じて、脅迫文が送られていました。
市の教育委員会は29日、すべての幼稚園小中学校に対して登下校の注意呼びかけや、学校園の敷地内への不審者侵入を警戒するよう通知しました。
玉野市でも同じ日に脅迫メールが届いていて、28日までに、児童生徒一人での下校を避けるよう呼びかけたほか、劇薬物の管理徹底を、市内の学校園に求めました。