玉野市の小中学校の給食を作る新しい学校給食センターが完成し、関係者向けの内覧会が行われました。
玉野市築港に出来た新しい学校給食センターは平屋建てで、延べ床面積2093平方メートルです。
一日で市内すべての小中学校分、3800食を供給します。
乳と卵のアレルギー対応食が50食提供可能です。
館内は、エリア分けが行われています。
見学などの一般のエリアは緑、ピンクは洗う前の食材など汚染エリア、青は過熱後の食材など非汚染エリアになっています。
エリア分けをすることで衛生管理を徹底します。
また職員の作業負荷を減らす機械も導入。
こちらは食器の汚れをザッと落とす予洗いをする装置です。
以前は熱湯の中で職員が手洗いしていた作業を減らすことが出来ます。
また、洗った後の食器をコンテナに入れると天井から吊るした装置で消毒し、そのまま保管することが可能になります。
玉野市では現在2カ所の共同調理場で市内の小中学校の給食を作っています。
しかし、建設から50年以上が経ちいずれも老朽化していることから新しい給食センターを整備することにしました。
総事業費はおよそ43億6000万円で運営は特別目的会社「玉野学校給食サービス」に委託しています。
新しい学校給食センターは今年9月から給食の提供を始めます。