吉備文化の象徴である楯築遺跡を中心に地域の活性化を進める、楯築ルネッサンス協議会が発足し、設立総会が開かれました。
総会には、大学や商工会議所、楯築遺跡保存会などさまざまな団体の代表者、10人が参加しました。
倉敷市矢部にある楯築遺跡は前方後円墳の原型となったともいわれる弥生時代最大級の墳丘墓で、吉備文化の発展の中心的存在として知られています。
協議会は、そんな楯築遺跡を中心に古代の遺跡や神社仏閣が多く存在する岡山県の地域活性化を進め、 吉備文化を次世代に伝えていくことを目的に立ち上げられました。
総会では、これからの活動計画として今後10年をめどに国立博物館の誘致や吉備エリアの歴史散策コースの整備、子ども向けの楯築遺跡を舞台にしたアニメの制作などを行っていくということが話し合われました。
楯築ルネッサンス協議会は今後、秋にシンポジウムを開催することを目指し定期的に勉強会などを開いていく予定です。