倉敷市の万寿小学校で瓦の元となる粘土を使ったコースター作り体験が行われました。
コースター作りに使うのは、美観地区の建物やお寺など伝統的な和風建築でよく見られる瓦と同じ素材の粘土です。
夏休み中の児童およそ100人が参加し学年ごとに分かれて瓦コースター作りを体験しました。
直径10センチほどの丸い粘土に、自分の好きな絵や柄を描きヘラなどを使って掘っていきます。
黙々と作業を続けていく児童たち。
粘土を切り抜いたり模様をつけたりして、世界に一つだけの瓦コースターを作っていました。
この取り組みは近年、瓦文化に触れる機会が少なくなっていることから、次世代を担う子どもたちに瓦を身近に感じてもらいその良さを知ってもらおうと岡山県瓦工事協同組合が2年前から行っています。
児童たちが作った瓦コースターは乾燥させて焼き上げ、新学期が始まってから配られる予定です。