ふるさとの原風景を描いてきた長野県出身の画家原田(はらだ)泰(たい)治(じ)さんの作品が天満屋倉敷店に展示されています。
原田泰治さんは、長野県諏訪市生まれのイラストレーターです。1歳の時に小児まひで両足が不自由になり、2022年に亡くなるまで、車いすで創作活動に携わりました。本業の傍らアクリル画で地元長野県の原風景を描いていて、1980年代からは全国に活動の幅を広げました。
天満屋倉敷店での展示は4年ぶりで、今回は1980年代に描かれた代表的な作品のレプリカを34点紹介しています。作品のテーマは、素朴な人の営み。「ナイーブ・アート」とも呼ばれています。
サクラの花びら1枚、ネギ一本一本の根っこまで繊細に表現しています。ふるさとの香りを感じさせる色合いの表現も、原田さんのこだわりを感じます。
原田さんは鉄道が好きで、全国各地の列車を、風景とともに描いてきました。倉敷市では、港町を見下ろしながら走る下津井電鉄を題材にしています。まだ瀬戸大橋が架かる前ののどかな風景です。
また、下津井電鉄と同じころに廃止された片上鉄道も訪れていて、ふるさとの原風景を心を込めて描いています。
日本の原風景を描いた原田泰治さんの作品は、20日まで天満屋倉敷店の美術画廊で展示しています。




