全国高校総体・インターハイが四国で開幕しました。
バドミントン競技の女子シングルスでは倉敷中央高校の吉川天乃選手が岡山県勢56年ぶりとなる優勝を果たしました。
バドミントン女子シングルスの決勝に倉敷中央の吉川天乃選手が進み熊本県の猿川選手と対戦しました。
19歳以下日本代表にも選ばれている吉川は初戦からストレートで勝ち上がり決勝でも序盤から完璧な試合運びをみせます。
第1ゲームを危なげなく奪った吉川は第2ゲームに入ってからも勢いをそのままに試合をリードしていきます。
しかし第2ゲーム終盤。
相手の猿川が粘りを見せ点差が詰まってきます。
猿川に4連続得点を許し、19対17で相手にリードされる展開となります。
試合の流れが傾きかけたこのピンチの場面で
吉川は勝負強さを見せます。
【吉川選手のコメント】
「最後の最後、ゲームが終わるまでは諦めず拾っていこうという思いでしたシャトルが床につくまでは絶対足を動かして拾っていく
そういうのを楽しんでやっていきたい。最後まで楽しんでやろうというのはあの場面でも思いました。」
吉川はここから3連続得点を決めます。そしてマッチポイントに
最後は優勝の喜びを爆発させた吉川。
岡山県勢ではこの種目56年ぶりとなる、優勝を果たし全国の頂点に立ちました。
【吉川選手のコメント】
「高校生の集大成と呼ばれるインターハイで優勝できたことは
とても嬉しいし有り難いことだと思う。これから競技を続けていくからここで気を緩めることなく自分のバドミントンが終わるその時までは努力してひたむきに練習していこうと思う」
また女子ダブルスでは倉敷中央の江見・志知ペアが3位入賞を果たし、学校対抗でも倉敷中央は3位入賞し、全国で強さを見せつけました。