早島小学校で子どもたちに算数を身近に感じてもらおうと体を動かして学びに繋げる算数教室が開かれました。
子どもたちが取り組んでいるのは運動ではなく、算数です。
早島小学校で行われたのは体を動かして算数を体験する「さんすう体感プログラム」です。
このイベントは早島町教育委員会が企画したもので早島小学校の児童4年生から6年生約70人が集まりました。
行われたプログラムは反復横跳びと秒速1メートルの速度体験です。
反復横跳びでは何回目でスタート位置に戻るのかを数えながら行うことで数字の規則性を学んでいました。
秒速1メートルの速度体験では18メートルある体育館の端から端までを秒速1メートルでたどるのにはどの速度で進めばいいのかと自身の歩幅を測って確かめていました。
こどもたちは体を使う算数に親しみを持って楽しんでいました。
このプログラムは日本数学協会が提供しているもので数や速さ、量を意識した算数的な思考を日常生活でも感じてもらいたいと開発されました。
早島町教育委員会はこれからもこの活動を取り組みたいそうです。