ENEOS水島製油所は、油分を含んだガスやミストを空中に飛散させたと発表しました。
発表によりますと、14日の昼過ぎ、児島消防署から倉敷市児島宇野津地区で油分の飛散がある、との連絡が入りました。
倉敷市水島地区にあるENEOS水島製油所が調査したところ、13日夜、製油所内のコークス製造装置の大気開放弁を誤って開放したため、約90秒間油分を含んだガスやミストを空中に放出したことが判明したということです。
油分が飛散したのは、製油所の北東エリアで車などに付着していることが報告されています。
ENEOSでは16日に対策本部を設置して、飛散した範囲や誤った操作を行った原因などを詳しく調べています。
ENEOSでは「地域の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけし深くお詫び申し上げます」と話しています。
なお、周辺に住む人には懸念や被害について問い合わせを受け付けています。
連絡先はENEOS水島製油所総務グループ086(458)2511です。