倉敷市の高齢者が制作した美術作品を集めた「シルバー作品展」がきょう(13日)から倉敷市立美術館で開かれています。
迫力のある表情に作り上げた木彫りの狛犬や中国の伝統的な詩・漢詩を力強く書いた書道など会場には60歳以上が制作した書道や手芸、絵画など254点が並びました。
この作品展は倉敷市が敬老月間に合わせ高齢者の生きがいづくりを目的に毎年行っていて、今年で49回目を迎えます。
丁寧に縫い合わせたヒマワリ柄のクッションや竹の柔軟さを利用して繊細に作り上げた竹細工人形などバラエティに富んだ力作が今年もそろいました。
そして例年よりも多く集まった作品が絵手紙です。
花の絵や風景画など描かれたジャンルはさまざま。
中には世界への願いが込められた作品も。
訪れた人は足をとめて見入っていました。
作品展は9月17日(土)まで倉敷市立美術館で開かれています。