倉敷市の白楽町獅子面保存会はこの度、40年以上使ってきた獅子面をリニューアルしました。
倉敷市笹沖の足高神社の氏子として秋祭りで、無病息災などを願う獅子面を担ぎ練り歩いている白楽町獅子面保存会。
昭和50年代から使い続けていた獅子面が古くなり痛んでいたため、この度、新しく作り替え足高神社へ奉納しました。
新しい獅子面を制作したのは、倉敷市内を中心に能面づくりの講師を務めている真備町川辺在住の村上晴雄(78)さんです。
白楽町獅子面保存会の依頼で、初めて獅子面作りに取り組み、およそ2年半かけて完成させました。
新しい獅子面はこれまで同様、主に桐が使われていますが、内部の補強部分にガラス繊維や樹脂素材を使うことで軽量化が図られています。
新たな獅子面は来月8日と9日に開催される足高神社の秋祭りでお披露目されます。
なお、感染症対策のため神輿は去年に引き続き車に乗せて各町内の御旅所を巡行します。