早島駅前の新スポットとして話題を集めている「ヒュー早島」にきょう、早島町初のビール醸造所がオープンしました。
早島町初、県内でも5社目となるビール醸造所「倉敷ブルーイングカンパニー」は、レンタルスペースなどを備えた複合施設「ヒュー早島」の一角にオープンしました。
ここで販売しているのは岡山県の5つの地域をイメージしたクラフトビール。
ラベルには県内の市外局番086に続けて、それぞれの地域の電話番号の頭文字がつけられています。
こちらのビールには早島町にちなんでい草のお茶が使用されています。他にも、五重塔に沈む赤い夕日を表現した吉備路アンバーエールなど地元愛溢れる地ビールが並びます。
ビールは全てお店の中の施設で醸造されていて、おしゃれな店内は初日から、出来立てのビールを楽しむ人たちで賑わっていました。
この醸造所は、倉敷市内でおしぼりのレンタルなどを行う「一倉株式会社」が、取引先の飲食店がコロナ禍で打撃を受けているのを目の当たりにし、地ビールで外食産業を盛り上げようと始めたものです。
店長を務める平尾 慎太郎さんはこれまでビール造りの経験はありませんでしたが、数カ月ほど県外の醸造所で修行を積み、一から本格クラフトビールを完成させました。
倉敷ブルーイングカンパニーのグランドオープンに合わせ、ヒュー早島では地域の雑貨やグルメが集まるマルシェが開催されました。
このマルシェはあす(23日)も行われます。