中学2年生の長女を交通事故で亡くした遺族による講演会が総社東中学校で行われました。
講演を行ったのは10年前、岡山市で発生した交通事故で娘である秋田あゆみさんを亡くした秋田明美さんです。
当時14歳だったあゆみさんは学習塾から自転車で帰宅途中、信号のある交差点で乗用車にはねられました。
秋田さんは、同じ悲劇が繰り返されないよう、8年前から全国各地で講演会を開き、命の大切さについて呼びかけています。
講演では、当時の悲痛な思いが語られました。
岡山県では今年に入って交通死亡事故が59件発生していて、去年より15人多い60人が亡くなっています。
秋田さんは生徒たちに改めて交通安全の大切さを伝えました。
講演会は県警が主催していて、「心と命の教育活動」として平成19年から行われています。