い草とスポーツの融合です。
早島町の特産・花ござのラケットを使う卓球大会が、早島中学校で開かれました。
花ござのラケットで繰り出す強烈なスマッシュ。
会場に笑顔が広がります。
「早島IGUSA花ござピンポン世界大会」と題して、地域の特産品を広くPRしようと開催され、今年で4回目を迎えました。
新型コロナ感染防止のため、参加者を48組96人に絞り、予選は総当たりのリーグ戦、決勝はトーナメント戦で世界一を争います。
友人同士や親子などでダブルスを組み、花ござピンポンを楽しみました。
ラバーではなく花ござを貼ったラケットはボールに回転がかかりにくくなります。
そのため、ベテランはいつもと勝手が違いますが、逆に初心者には有利な条件ともいえます。
卓球初体験という岡山県内の大学に通う外国人留学生も、ベテラン相手に堂々とプレーしていました。
大会を運営するのは、早島中学校の生徒たちです。
今回はおよそ40人が得点係や審判などのスタッフとして大会を支えました。
試合の合間に一息入れてもらおうと、会場の外にはグルメブースが設けられ、売り切れが続出するほど人気を集めました。
中でも行列ができていたのが、早島中学校の生徒が開発した「干拓パフェ」。
2種類の味を用意して、大人にも子どもにも大好評でした。
なお、今回の花ござピンポン世界一に輝いたのは岡山市の枝広一志さん、山本圭輔さんのペアでした。おめでとうございます。




