新しい年まであと3週間となりました。
神社仏閣でも2023年を迎える準備が進んでいますが、倉敷市の阿智神社では、拝殿のしめ縄を架け替えました。
阿智神社では、毎年12月の第二日曜日に注連縄奉張祭を執り行い、拝殿などのしめ縄を張り替えています。
今年は、ボランティアグループ「あちの杜楽舎」と氏子総代、青年部のメンバーあわせて20人が参加しました。
作業の安全を祈る神事を終えたメンバーは、まず今年のしめ縄を下ろしました。
新たに架け替えるしめ縄は、長さが7m、直径は最も太いところで30cm以上あります。
メンバーの手で編まれたむしろの中にワラを詰めています。
最も力が入るのは、2本のしめ縄を寄り合わせる作業です。
大人10人がかりでねじり上げます。
メンバーは声を掛けながら、力を振り絞ります。
そして、寄り合されたしめ縄を、ロープを使って引き上げます。
最後に鈴と呼ばれる房を3つ取り付けて、完成です。
ここまで2時間かかりましたが、無事に終わりました。
阿智神社では来年の元日、3年ぶりに餅つきや甘酒の振る舞いを行い、参拝客を迎えることにしています。