誰もが安心して社会参加できる地域を目指す「ひきこもり支援フォーラム」が総社市の県立大学で開かれました。
フォーラムには支援者や地域住民などおよそ100人が参加しました。
初めの講演では全国でひきこもり支援活動を行っているNPO法人スチューデント・サポート・フェイスの谷口仁史さんが、ひきこもり状態の人と関わった経験をもとにまずは心を開いてもらうため趣味や価値観を理解することが大切だと話しました。
家族の協力や地域との連携も重要だと続け、参加者はメモを取るなどして真剣に聞いていました。
このフォーラムは総社市社会福祉協議会などが多くの人にひきこもりについて理解してもらおうと主催しています。
2017年に設立したひきこもり支援センターではこれまでに402人の支援相談にあたり71人の社会復帰を達成させています。
また、講演に加えて企業や団体によるひきこもり支援の取り組みも報告されました。