高騰している小麦粉に替わる食品としていま、注目されている、米粉を使った新商品の試食会が倉敷市で開かれました。
みたらし団子にワッフル、シフォンケーキなど、会場には米粉の新商品開発に取り組む倉敷市内6つの事業者から8つのスイーツやパンが集まりました。
試食会には、学生やJA関係者、市の栄養改善協議会のメンバーなどおよそ40人が参加。
米粉の新商品を試食し、味や食感などを批評しました。
参加者の意見は事業者へフィードバックされ、今後の商品開発に活かされます。
米粉でつくられた食品はもっちりとした食感が特徴です。
油の吸収率も小麦粉に比べて低く、グルテンフリーでアレルギーのある人も安心して食べられるということです。
この試食会はウクライナ情勢の長期化などで価格が高騰している輸入小麦の代替として、国内で安定的に生産・供給される米粉の魅力を多くの人に知ってもらい消費を促そうと、倉敷市が初めて開いたものです。
倉敷市は米粉の消費拡大のため、「くらしきこめっ子プロジェクト」を立ち上げ、米粉に関する情報を集めた専用サイトを公開しています。
また、あす(22日)はアリオ倉敷の1階催事スペースを会場に、午後1時から5時まで、市内13事業者による米粉を使った商品の販売会が行われます。
■くらしきこめっ子プロジェクトで検索米粉を使った料理・お菓子のレシピや動画など公開
■「倉敷こめこマーケット」
12月22日(木)午後1時~午後5時
アリオ倉敷1階催事スペース