日本の伝統文化のひとつで正月遊びの定番かるたを楽しむ会が、倉敷市で3年ぶりに開かれました。
倉敷市文化連盟などが主催して開かれた「新春かるた会」です。
競技かるたの部門には岡山県内外から52人が参加しました。
50枚の札を取り合う「百人一首かるた」で新年の腕試しです。
4段以上や初段など、階級ごとにクラス分けして、トーナメント形式で対戦しました。
倉敷青陵高校や倉敷翠松高校など、かるた部の部員も多く参加し、磨き上げた集中力と瞬発力を試していました。
かるた会では、初心者も参加できる「ちらし取り」の部門も開催されました。
競技かるたと同じく百人一首の下の句が書かれた札を使いますが、こちらはバラバラに置かれ、4、5人が輪になって取り合います。
お年寄りから子どもまで、和気あいあいと正月遊びを楽しんでいました。
倉敷市の3市が合併した直後の昭和43年から開かれているかるた会は、新型コロナの影響で去年、一昨年は中止していて、3年ぶりの開催となりました。