第26回倉敷市民文学賞の表彰式が行われ、6つの部門で9人が最も優秀な大賞に輝きました。
今回は随筆や川柳など7つの部門に倉敷市民685人から1396点の応募がありました。審査の結果、入賞した68人が
表彰されました。
この日は3年ぶりに表彰式が行われ、主催者を代表して倉敷市の原孝吏副市長、倉敷市文化振興財団の岡荘一郎理事長から賞状が贈られました。
随筆部門では、家森澄子さんが18年ぶり2度目の大賞に輝きました。
タイトルは「十七歳の母」。
戦争と病気で早く亡くした父と母に代わって育ててくれた姉への想いをつづった作品です。
今回大賞を受賞した9人のうち、最年長は俳句の渋谷邦子さん87歳です。
一方、最年少は、同じく俳句で、大高小学校4年生の武部新さん10歳です。
家族で食事をした帰りに見た風景を詠みました。
随筆、川柳以外の部門で大賞を受賞した方は、★☆★ご覧の★☆★通りです。
童話部門では、原田典子さんが3年ぶり2度目の大賞に輝きました。
小説部門は3年連続で選ばれませんでした。
第26回倉敷市民文学賞大賞受賞者(敬称略)
▼童話原田典子/▼現代詩鹿毛美保子/▼短歌(一般)滝口泰隆(小中学生)三宅蓮太朗/▼川柳(一般)難波靖子(小中学生)菅野颯祐
なお、入賞作品のうち童話部門10作品は、3月発売の「くらしきどうわ」に、それ以外の作品は、4月発売の「文芸くらしき」に掲載されます。