倉敷の街並みをお雛さまが彩ります。
春を呼ぶ恒例のイベント「倉敷雛めぐり」がきょう(25日)から倉敷市内各地で始まりました。
水島地区では、今年もお雛列車が登場しました。
水島臨海鉄道の車両に専用のヘッドマークを取り付けています。
車内には、第五福田認定こども園の4歳児、5歳児が手作りしたお雛様が飾られています。
衣装には、さまざまな柄の折り紙が使われ、ぼんぼりは色染めした紙でやわらかい光を表現しました。
男雛と女雛の豊かな表情も見所です。
また、車両の先頭には、ミニお雛列車も飾られています。
作った園児たちは、車内に飾られた雛飾りを見て喜んでいました。
きょう(25日)は3年ぶりにセレモニーが開かれ、第五福田認定こども園の尾下綜祐君が一日駅長として発車の合図を出しました。
お雛列車は、3月12日まで、倉敷市駅と水島駅の間を1日4往復します。
水島地区の雛めぐりは、公民館や商業施設など10カ所で展開されています。
水島公民館では、焼き物や草木染め、畳縁の衣装をまとった雛飾りなど、公民館講座の作品が並んでいます。
水島地区9つの認定こども園、保育園、幼稚園の子どもたちによる作品も、会場ごとに展示されています。
「倉敷雛めぐり」は3月12日まで倉敷市内5つの地区で開かれています。
KCTニュースではあす(26日)から、児島地区、倉敷地区、真備地区の模様をお伝えしていきます。