一点もののデニム作品をつくる山梨県のファミリーブランド「まるてんぼう」が倉敷美観地区のアートスペースはしまやで作品展を開いています。
作品は全て手づくりで世界に一つだけの一点もの。
オートクチュールのデニムブランド「まるてんぼう」は山梨県の八ヶ岳のふもとに工房を置き家族で製作活動を行っています。
デニム好きの、父・古祖父谷 今吉さんが37年前にブランドをスタート。
その後、父が指導者となり、妻と7人の子ども全員もデニム作りを始めました。
国産ジーンズ発祥の地・倉敷でも作品を知って貰おうと行われた今回の作品展にはそのうち8人の作品約100点が並んでいます。
使用しているデニムの9割が児島のもので、作家それぞれの世界観が、ショルダーバッグや帽子、小物入れなど様々な形で表現されています。おもにバッグを製作しているのは三男の一印さんです。
11年前中学生の時から作家活動を開始、生地の裁断からデザイン縫製まで全工程をひとりでこなしています。
日常使いしやすいリュックにはデニムの端切れやレザー、金のハトメなどを使い山を連想させるデザインを施しました。
まるてんぼう「創作デニム 倉敷展」は5日(日)までArtSpaceはしまやで開かれています。