倉敷市連島町の親子が育てていたヒラタクワガタのうち1匹が雄の部分と雌の部分が混在する雌雄型であることが分かり、貴重な発見となっています。
こちらがオスとメス両方の特徴をもつヒラタクワガタです。
この珍しいクワガタを見つけたのは倉敷市連島町に住む河手 洋晶さんと優磨くん親子です。
去年6月に浅口市内で採集したヒラタクワガタが卵を産み、成長して羽化した14匹のうちの1匹が珍しい個体であることがわかりました。
大あごの大きさが左右で異なり、体の左側がオス、右側にメスの特徴が表れています。
倉敷市立自然史博物館ではこれまでにカブトムシやスズムシなど8点の雌雄型の標本を所有していますが、ヒラタクワガタの雌雄型は県内での記録はないとのことです。
雌雄型のヒラタクワガタの標本は倉敷市立自然史博物館に寄贈され、4月30日まで展示されます。