新型コロナ感染対策として私たちに一番身近な存在のマスク。
政府はこれまで屋外では原則不要、屋内では原則着用としていましたがきょう(13日)からルールを緩和し屋外屋内問わず個人の判断に委ねるということになりました。
今後マスクの着用をどうするのか街では慎重な意見が多く聞かれました。
観光地ではどうなのか、岡山県内最大の観光地、倉敷美観地区で観光客の声を聞いてみました。
大原美術館では2020年3月から現在まで3年間来館者へのマスク着用をルールとしていましたが、今後は個人の判断に委ねます。
一方、職員のマスク着用は継続し、入り口に設置している消毒液や検温器もコロナが5類に移行する5月8日までは引き続き設置する方針です。
また水島臨海鉄道もきょうから乗客のマスク着用は個人の判断となりました。
これまで車内などで呼びかけていたマスク着用のアナウンスも中止します。
また、政府はマスク着用を「個人判断」とする一方重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、混雑した電車やバスに乗車する時、医療機関や高齢者施設を訪問する時などは引き続きマスクの着用を推奨するとしています。
この3年間、私たちの顔の一部になっていたマスクの着脱、緩和初日は様子見のスタートになったようです。