平安時代後期の歌人、西行法師が立ち寄ったとされる渋川海岸で「西行まつり」が4年ぶりに開かれました。
西行法師は平安時代に生まれた歌人で、四国に渡る前に渋川に立ち寄り、歌を詠んだとされています。
西行まつりでは玉野市出身の絵巻作家、正子公也さんが描いた西行法師画が披露されました。
また、西行を描いたときの裏話も説明しました。
他にも西行に詳しい川崎医療福祉大学の橋本美香教授による講演や正子さんの西行と写真が撮れる等身大パネルの設置、西行や渋川にちなんだクイズラリーなど来場者は体験しながら理解を深めているようでした。
西行まつりは玉野市観光協会が主催していて、今年で31回目です。
また、西行が見た景色を体験してもらおうと置かれたこたつには来場者が入り、西行法師に思いを馳せているようでした。