早島町議会3月定例会は、総額61億円あまりとなる新年度一般会計当初予算案を否決し、閉会しました。
早島町は、今議会にJR早島駅のバリアフリー化や待機児童対策、子育て支援施策などを盛り込んだ一般会計総額61億7700万円の当初予算を提案していました。
これを受け、今月6日から9日にかけて予算審査常任委員会が開催されました。
審査の結果、待機児童対策のための認可外保育所整備について民間委託料をはじめとした契約内容の根拠説明が不十分などの理由から全会一致で否決されました。
早島町は4月から6月までの暫定予算案を策定し、今月下旬に臨時議会を開き提案できるよう調整中です。
なお、新年度当初予算案を除く24議案は可決されました。
また、古田敬司議長が心身の不調を理由に議長の辞任を申し出ました。
辞任が承認され、新しい議長を決める選挙が行われた結果、およそ2年間副議長を務めた根木一議員に決定しました。
合わせて副議長の選挙も行われ、林郁夫議員が選出されました。