玉野市出身のアーティスト、アオイアツシさんの作品展がたまののミュージアムで開かれています。
今回の作品展でみせるのは作品制作の裏側です。
アオイアツシさんは玉野市の宇野駅近くにアトリエを構えるアーティストです。
筆ペンや細いサインペンなどを使い、可愛いながらも独特な表現力で見る人を魅了します。アオイさんが制作するのは、
イラストをはじめ、絵本や木版画、アニメーションなど様々。
今回の作品展ではこれまで15年間の活動で制作してきた作品と共に、原画やスケッチ、絵コンテなど50点を展示し作品の裏側を公開しています。
こちらは「ねこしずく」というアニメーション作品。
落ちてきたしずくが猫になってはねて吸い込まれる様子を表現した、人気の作品です。
このアニメーションを作るために描いたスケッチや絵コンテ、パラパラまんがなどは合計250枚以上。
普段の個展では見られない制作過程が垣間見えます。
また、デザイナーとしての一面も持つアオイさんは、玉野市内の自動車販売店のロゴデザインや観光客向けの地図も手がけていて、その原画も初公開されています。
アオイさんの制作過程の裏側を見ることができる作品展は来月9日(日)までたまののミュージアムで楽しめます。
また玉野市築港のギャラリー、Sans quoiでは今月26日(日)まで新作個展が開かれています。