総社市議会2月定例会が過去最大規模となる300億円越えの新年度当初予算案など43議案を可決し閉会しました。
今議会で可決された新年度当初予算案の一般会計は304億2000万円で過去最大の額となっています。
内容としては主なものでは人口増加を目指した子育て施策として市内16の幼稚園全てで給食を実施するための経費に9700万円、待機児童減少を目指し午前8時から受け入れ可能な幼稚園を増やすための経費に5900万円を盛り込んでいます。
他にも、中学校では部活動の地域移行を推進するため支援員の配置や合同練習のための移動にかかる経費に1400万円を計上します。
そしてこれまで1割負担だった中学3年生までの通院医療費が4月から無料になります。
また市内の医療体制を充実させるため、新しい病院を建設している長野病院へ9億8000万円、債務負担行為として薬師寺慈恵病院へ整備事業にかかる10億円の補助金を計上しています。
これについて一部議員から補助の対象となっている医療機能が本当に必要なものかどうかきちんと検証しより慎重な議論を重ねてから予算化すべきなどとの意見がありましたが賛成多数で可決されました。
さらに今議会では来年度から政策監になる難波敏文現総務部長が挨拶しました。